Product
小麦・お米
一粒で使用する小麦は、今はまだ国産100%に拘らず、農薬の危険性を一番に考えJAS認定、ASO認も取得しているオーガニック審査基準の高いオーストラリア産の小麦を使用しています。外国産の中でもオーストラリア最大規模のオーガニック専門工場を保有する会社の小麦粉です。無農薬、化学物質、遺伝子組み換えなしが特徴です。
輸送にも農薬やアレルギーの原因とされているホストハーベスト等も一切使用してはいけない決まりとなっているので品質管理にも気をつけています。
しかし、ゆくゆくは外国産に頼らず地域やコミュニティを拡大していき自分達で小麦も生産していくことを目指しています。
全粒粉は兵庫県丹波市の全粒粉を地元の粉屋に精麦、製粉を依頼し全粒粉の風味や香りが保持できるよう心掛けています。その他グルテンフリーの食物繊維の多い日本人が昔から食してきたといわれる大麦粉やアレルギーを起こしにくいといわれている古代小麦も一粒ではぱんに使用しています。
生米ぱんに使用するお米は生米ぱんに適したお米を顔の見える地元の生産者さんに直接頼んで100%無農薬のお米を購入させてもらい使用しています。
自家製天然酵母
一粒の小麦ぱんはすべて自家製天然酵母を使って焼いています。そして酵母で起こす素材は無農薬であることに拘りを持っています。なぜなら酵母菌は実よりも果物の皮や種の部分に多く存在しています。皮ごと安心して使いたいのでそのためにも農薬使用の多い市販の果物は酵母液には使用しないようにしています。市販の果物でも酵母菌がいないわけではないので育ちますが、酵母の力強さが違うように私は感じるので、一粒で使用するのはあくまでも自然に採れた無農薬の果物のみです。無農薬の果物が身近で手に入らないときは果物酵母はお休みして、玄米で起こす玄米酵母に切り替えます。
一粒で使用する主な酵母の種類は無農薬のお米と麹を使用し起こす酒種酵母、身近でとれる旬の無農薬の生の果物を使って起こす果実酵母(春…いちご、夏…柑橘・スイカ、秋…ぶどう・柿、冬…りんご等)
無農薬の玄米から起こす玄米酵母、一粒の畑で採れた無農薬のさつまいもと無農薬米から作る”みき”を使ったみき酵母。
こうした自然界の酵母菌の力を使って膨らんだパンは粉の風味も増し、日がたってもおいしくなるのが特徴です。自然と季節が感じられると心がほっこりします。手間と時間はかかっても私が天然酵母でぱんを焼くのはやっぱり「おいしいぱんを焼きたいし食べてもらいたい」からです
非加熱の天然はちみつ
一粒で取り扱っているはちみつは、
人ではなくみつばちに重点をおいたみつばち視点の自然に寄り添う養蜂スタイルで採蜜されています。
特長①「給餌(きゅうじ)をしない」
みつばち達に餌として砂糖水をあげる給餌はしていません。
砂糖漬けのみつばち達は健康ではないだろうと考えているためです。しかし現在の養蜂業界内では給餌することは当たり前という認識が一般的です。これから養蜂家を目指す方向けの講習ビデオ内でも当然のように給餌が作業の一環として教えられています。
給餌をしているかどうかは、養蜂家に直接聞くことくらいしか確認することが難しいです。なので、一粒は顔の見える養蜂家さんに実際にお世話の様子を見学させていただき、みつばちやみつばち達が必要とする自然環境の理解に努めた上で取り扱いを決めさせていただいています。
特長②「採蜜は余剰分のはちみつ」
採蜜は余剰分のはちみつをみつばち達から分けてもらっています。花が咲きこぼれる4月~6月は、巣の中がはちみつで一杯になり、卵を産むスペースがなくなってしまいます。
その為、みつばち達が子育てする空間が出来る程度に
採蜜しています。
余剰分しか採蜜しないので、採蜜量は一般的な養蜂家さんよりも少ないです。
特長③「非加熱」
加熱するとはちみつ内にある酵素が無くなってしまいます。
酵素には食べ物の消化・吸収・分解・排泄や
新陳代謝の促進、 ホルモンバランスの調整などの働きがあり
健康や美容に不可欠な物質です。
しかし年齢を経ると体内で分泌できる酵素量が減少していきます。
その為、体外から酵素を取り入れることが重要とされています。
はちみつに備わっている自然な酵素を
加熱して酵素を無くしてしまうことはしません。
生地以外の材料
生地の基本となるその他の材料も塩は天日塩、甘みは白砂糖を一切使わず黒糖や甜菜糖や天然蜂蜜、油はオーガニックのココナッツオイルや菜種油を使用するなど、出来るだけ追及して体に優しいものを店主が選択し使用しています。
使用している水
ぱんを仕込む時のお水にもこだわり、抗酸化作用のある素粒水を使用しています。素粒水は生体内で酵素の役割を担って物質代謝を促進してくれます。素粒水の特長としては、果物や野菜・肉類を素粒水に浸しておくと発酵します。腐敗しないので4年間常温に保存していても飲料水として使うことができます。