About
パンが昔から大大大好きで、食べるのも焼くのも見るのも大好き。パンは私の生活にとってなくてはならないものの一つです。
出産してからは、子どもと過ごす時間が増えたことで自然が大好きになり、発酵や食の大切さにも気づき、ゆくゆく自給自足を目指し自然な暮らしがしたいという思いが強くなりました。
看護師歴18年。その間に結婚、離婚や、出産、病気を経験し、人の生死とも深く関わったことで、残りの人生は全部好きな事に時間を使い、成功失敗関係なく、やりたいことをやって毎日健やかに過ごす人生を送りたいと思いました。
そこで、大好きなパンだからこそ安心安全なパンを作り、パンが人と人の縁を繋いでくれるようなお店を作りたいと思いはじめ、常識にとらわれない好きなことをつめこんだちょっと変わったパン屋を看護師から転職しOpenする事にしました。
一粒の活動のきっかけ
子どもに安心な野菜を食べさせたい
パン屋をはじめる前からしたいと思っていた事のひとつに、子どもに安心な野菜を食べさせたい。そして自分の食べているものがどうやって作られ、「いただきます」はどういうことなのかということをきちんと伝えたいという想いがありました。 きっと昔の人たちは生活の中で自然に学んで知っていたのに、今は不自然なことが増え便利すぎる世の中に変わってしまい、本当に大切なことを教えることすら難しくなってしまったように思います。 言葉だけではなかなか子どもに伝えるのは難しいです。そこで、まず自分自身がやってみようと思い立ち、野菜から育てることを始めたのがきっかけでした。
子どもの心に残るもの
今の子ども達はマスク生活を強いられ黙食でみんなで食べる楽しい給食の時間さえ奪われています。こんな時代だからこそ、もっと子ども達には、食べる事の大切さ、食べ物を育ててくれている農家さんの事、目の前の食べ物が当たり前に用意されたものではなく、どうやって育っているのかを言葉ではなく実際体験を通して知っていってほしいと思いました。その過程を体験を通して知ることが、健やかに生きることに繋がると私は思っています。私自身野菜を育てるようになって、野菜やお米の生命力、育てる楽しさ、育てた野菜を食べる喜び、人と人との繋がりの有り難みを大人になって初めて知りました。 一日の体験でも自然が与えてくれるものは子どもの心に必ず残ると思っています。私に出来ることはまだまだ小さい小さい活動ですが、畑で無農薬の野菜の種まき、収穫体験、収穫後の調理体験、小さい規模からでも始めることで、体験できた親子が1人でも多く自然に触れ合う事の心地良さを感じてもらえたらと願っています。